抗がん剤治療
抗がん剤治療

当院では、卵巣がん・子宮体がん・子宮頸がんなどの婦人科がんに対する抗がん剤治療を行っています。
患者さんの病状や生活環境に合わせて、外来化学療法と入院化学療法の両方に対応し、安心して治療を続けられる体制を整えています。
常勤医2名はいずれも
の資格を有しており、婦人科がん治療の専門的な知識と経験をもとに診療を行っています。
また院内でCT検査を行うことができ、治療開始前の評価や治療効果判定などを適切に行う体制を整えています。
当院では主に次の婦人科がんに対する抗がん剤治療に対応しています。
これらの疾患では、手術・放射線治療・薬物療法(抗がん剤・分子標的薬など)を組み合わせた治療が行われます。
患者さんの病状や治療歴に応じて、最適な治療方法をご提案します。
近年、抗がん剤治療は副作用対策の進歩により、外来で通院しながら治療を受ける方法が広く行われるようになっています。
外来化学療法には次のようなメリットがあります。
当院では外来化学療法室(3床)を備え、安全に治療を受けていただける環境を整えています。治療中もできるだけ快適に過ごしていただけるよう、リクライニングチェアを設置しており、ゆったりとした姿勢で点滴治療を受けていただけます。
一方で
などでは、入院での治療が適している場合もあります。
当院では患者さんの状態に応じて外来治療と入院治療を適切に組み合わせた治療を行っています。
抗がん剤治療では、副作用や体調の変化が時間帯を問わず起こることがあります。
当院では、当院で抗がん剤治療を受けている患者さんに対して、24時間体制で診療に対応しています。
などがあった場合でも、速やかにご相談・受診いただける体制を整えています。
「何かあったときにすぐ相談できる」という安心感は、抗がん剤治療を継続するうえでとても重要です。
当院では、治療中の不安をできるだけ軽減し、患者さんが安心して日常生活を送りながら治療を続けられるようサポートしています。
近年、婦人科がんの治療では抗がん剤治療後の維持療法が重要な治療戦略となっています。
維持療法とは、抗がん剤治療で病状が落ち着いた後に再発や病気の進行を抑える目的で継続的に行う治療です。
特に卵巣がんでは、PARP阻害薬などの分子標的薬を用いた維持療法が標準治療の一つとなっています。
代表的な薬剤として
などがあります。
維持療法は薬剤によって約2-3年程度継続することが多く、長期にわたる治療管理が必要になるケースも増えています。
卵巣がんでは、腫瘍の遺伝子特性に基づいた個別化医療が進んでいます。
維持療法を検討する際には
が重要になることがあります。
BRCA1・BRCA2はDNA修復に関わる遺伝子で、これらに変異がある場合にはPARP阻害薬が効果を示しやすいことが知られています。
卵巣がんでは
が認められると報告されています。
当院では、遺伝子検査結果や病状を踏まえ、
近年、進行・再発子宮体がんでは免疫チェックポイント阻害薬を併用した治療が行われるようになっています。
抗がん剤治療と免疫療法を併用した後、免疫療法を継続することで病気の進行を抑える効果が示され、治療成績の改善が報告されています。
代表的な薬剤として
などがあります。
当院では、こうした最新の婦人科がん薬物療法にも対応できる体制を整えています。
婦人科がんでは、治療後に再発することがありますが、再発後もさまざまな治療選択肢があります。
再発治療では
などを組み合わせて治療が検討されます。
特に卵巣がんでは
などを考慮しながら、複数の治療選択肢の中から最適な治療を検討します。
当院では、患者さんの病状やこれまでの治療歴を踏まえ、再発後の治療についても丁寧にご相談しながら治療方針を決定します。
当院では院内でCT検査を行うことができ
などを適切に行うことが可能です。
抗がん剤治療や維持療法を安全に継続するため、定期的に画像評価を行いながら治療方針を検討します。
婦人科がんの治療では、専門的な医療機関との連携が重要です。
当院では、県内のがん診療拠点病院と連携しながら診療を行っています。
現在拠点病院で治療を受けている方でも
などの場合には、病状や治療内容を確認したうえで、当院で治療が可能な場合があります。
ただし
などには、拠点病院での治療継続をお願いすることがあります。
抗がん剤治療や維持療法は、長期間にわたる治療になることも少なくありません。
当院では丹南地区にお住まいの方々が日々の生活を大切にしながら治療を続けられる環境づくりを大切にしています。
通院による外来治療と必要に応じた入院治療を組み合わせ、患者さんが安心して治療を継続できる医療体制を整えています。
お気軽にご相談ください。
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